あなたのお家は何歳ですか?
建築基準法は、安全で安心して暮らせる社会を築くために、みんなで守らなければいけない、建物に関する最低限の基準を定めたものです。時代に応じた基準を柔軟に盛り込む改正が頻繁に行われており、特に大規模な地震災害とともに、建物の耐震基準も大幅に改正されてきました。
みなさんがお家を建てられた当時の建築基準と、現行の建築基準に大きな違いがないか、このチェック表で確認しましょう!
【建築年度による耐震性チェック表 (大規模地震と建築基準法の変遷)】
2003年3月18日、政府の中央防災会議「東海地震対策専門調査会」は、東海地震の新たな想定震源域についての被害想定を検討し、木造住宅の倒壊被害想定について発表しました。
このデータは阪神・淡路大震災における西宮市のデータや、鳥取県西部地震における鳥取市のデータ、さらに芸予地震における呉市のデータを用い、また、特別な計算式を用いて算出したものになっています。
下表を見ても判るように、建築年度によって倒壊確率に大きな違いがあることが判ります。
内閣総理大臣を会長とし、防災担当大臣や防災担当大臣以外の全閣僚、指定公共機関の長、学識経験者からなる会議で、次のような役割があります。
上の表に記した(1)~(5)から、次のようなことがわかります。
たとえ新築年の家であっても、震度7では倒壊する確率が非常に高くなることが判ります。
まずは自分の家がいつ建てられたのか。そして、劣化はどの程度進んでいるのか、把握することがとても重要なのです。
その為にも耐震診断を受けてみてはいかがでしょうか。